フリーランスが知っておくべきウェブサイト制作の受注から納品までの流れ

2019.08.12  /  2019.08.15 WEB開発
フリーランスが知っておくべきウェブサイト制作の受注から納品までの流れ

こんにちは。

フリーランスとしてサイト制作で月商93万円を達成した私が、

藤ミヤチ藤ミヤチ
サイト制作のフリーランスなら、これを抑えておくべき!

という、大型のサイト制作を受注・納品して稼ぐためのポイントをまとめました。

これからサイト制作(プログラミング)で稼いでいこうと思っている人も、関わっている仕事の全体像がみえているかどうかで単価が変わるので、ぜひ知っておいて損はなし!

  • ウェブサイトってどうやって作られるのか?
  • 各工程に携わるにはどんなスキルが必要なのか?

をカバーしました。

ウェブサイトを受注して納品するまでの全工程

受講生
来月ぐらいに起業するのでサイトを作って欲しい

という話をもらっと仮定して、話をしていきますね。

基本的な流れは以下のとおりです。

ヒアリング:相手が何をしたいかを明確にする
要件定義,見積り:相手の要望を満たせるものになるよう設計する
デザイン:サイトの見た目・コンテンツを決定する
コーディング:HTML, CSS, JavaScriptで見た目を作る
WordPress導入:WordPressのテーマにする
サーバーアップ:サイトをネット上にあげる
フォロー:相手がサイトを使っていけるようにフォロー
藤ミヤチ藤ミヤチ
各工程について詳しく説明していくね!

ウェブサイトの制作工程 – [1] ヒアリング

ヒアリング

ヒアリングで大事なのは「クライアントが何をしたいのかを明確にする」ということ。

受講生
来月ぐらいに起業するのでサイトを作って欲しい

という要望に対して「どんなサイトがいいですか?」とだけ聞くのは△。

把握すべきは「何をするためにサイトが欲しいのか」

  • どんな経歴をたどって起業することにしたのか?
  • どんな会社(事業内容・理念)にしたいのか?
  • ウェブサイトというツールをどう使いたいのか?
  • どんな社名にするのか?それに込めた思いは?

など、相手の考えをしっかり深堀りしましょう!

話を聞いていくとクライアントの「成し遂げたいこと」に、単なるウェブサイト制作がマッチしていないケースもあります。

例えば「自社の商品をオンラインで売る媒体が欲しい」と思っているのに、「デザイン性の高い企業サイトを用意して、お問合せフォームを設置しましょう!」というのは的外れです。

相手の最終的な到達点にあわせたものはなにか、を見つけて提案する必要があります。

藤ミヤチ藤ミヤチ
相手のしたいことがわかれば、自ずと「どういうサイトにするのか」が決まるよ

必要なスキル

ヒアリングに必要なのは、相手の考えていることを具体的に引き出しながら売り込んでいく営業力(コミュニケーション能力)です。

ウェブのことに詳しくないクライアントでも話をしてもらいやすいよう、なるべく専門用語を使わずに話すスキルも必要になります。

ウェブサイトの制作工程 – [2] 要件定義・見積り

要件定義

次に、サイトの要件定義見積りをします。

要件定義というのは、

  • どんな機能をもったサイトにするのか
  • どんな規模(ページ数)のサイトにするのか
  • どんな雰囲気のデザインにするのか

など、制作するサイトがどんなものになるのかを細かく決定することです。

ヒアリングがしっかり出来ていれば、最終的にどんなウェブサイトがいいのかは見えてきていると思います。

笑顏の受講生
社名の由来になった「パンダ」を前面に出した、実績がどこに掲載されているか分かりやすいコーポレートサイトが欲しい

などです。

要望を満たすサイトにするためには、何が必要か?を洗い出して整理していきます

要件定義ができたら、実際に発生する費用を計算します

相手の予算感や、希望納期なども考慮にいれながら、安すぎず高すぎない価格で提案することが大事です。

安すぎる価格で受注してしまうと作業中に自分が苦しくなり、結果として出来上がるサイト自体のクオリティが下がってしまいます。

かと言って、高すぎる価格で提案すると、そもそも受注することができないので「適正価格か」を気にしながら見積もりしましょう。

藤ミヤチ藤ミヤチ
値段が低すぎても高すぎてもNG

必要なスキル

要件定義をするには、サイトを作るときにどんな手段を使うとどんなメリット・デメリットが発生するのかを知っておく必要があります。

サイト制作全般についてのスキルが要求される部分です。

見積りについては、サイト制作する際に発生する手間(時間)を知っている必要があります。

ウェブサイトの制作工程 – [3] デザイン

デザイン

次に、ようやくウェブサイトの見た目を決めていくデザインの段階です。

「何を」「どこに」「どうやって表現するのか」を決めていきます。

クライアントに

わかった受講生
実際にはこんなサイトになるんだね!

というのを視覚的に理解してもらうのが目的です。

最近は、Adobe XDで作成したデザインをクライアントに共有して見てもらうことが多いです。

ただし、見せ方はクライアントに合わせて手書きにしてもOK。

要は「どんなものができるのか」を具体的にイメージしてもらって、「これでOK」という合意を取ることが大事です。

藤ミヤチ藤ミヤチ
クライアントにきちんとイメージが共有できているかを気にしよう!

必要なスキル

まず間違いなくデザインスキルが必要です。

UI/UXについて勉強しておき、クライアントの要望を実現させる力が欠かせません。

あわせて、Photoshop, Illustrator, Adobe XDなどのツールについても知っておく必要があります。

ウェブサイトの制作工程 – [4] コーディング

コーディング

クライアントと合意が取れたら、そのデザインをもとにコーディングしていきます。

HTML, CSS, JavaScriptでサイトの見た目を再現していく作業ですね。

  • スマホでもPCでも見れるレスポンシブサイトになっているか
  • デザイン崩れは発生していないか
  • JavaScriptは正常に動いているか

などを確認しながら作業を進めていきます。

クライアントとの相談が少なくなっていって、ひたすら自分の作業を進めていく場面が増える段階でもあります。

必要なスキル

HTML, CSS, JavaScript/jQueryでレスポンシブサイトをコーディングするスキルが必要です。

デザインによって難易度は変わりますが、まずは特殊な動きのないLPページをスムーズにコーディングできる程度のスキルがあると良いと思います。

あわせて、SEOの知識もあればなお◎。

指 ここがポイント
作業がメインの段階なので、コーディングは外注化されやすい

ウェブサイトの制作工程 – [5] WordPress導入

WP導入

コーディングされたサイトを、WordPressのテーマに置き換えていく作業です。

PHPのコードを書きながら、サイトの機能面を実装していきます。

このときに忘れてはいけないのが「納品後に管理画面を触って更新をしていく人」のこと。

納品後に操作する必要がまったくないメニュー項目はあらかじめ非表示にしておくなどの配慮があるとベストです。

完成した段階で、クライアントに確認してもらって微調整することもあります。

笑顏の受講生
実際に自分のPCやスマホで見てみて気になるところはない!これでOK!

とクライアントに思ってもらえるように、きちんと管理画面などについて説明することも必要ですね。

この段階では、確認用のテストサーバーを自分で用意してクライアントに見てもらうことが多いです。

必要なスキル

WordPressのテーマ化、PHPについての知識(プログラミングスキル)が必要です。

テーマ作成にあたり、よく使われる便利なプラグインについても知っておきましょう。

また、テストサーバーを用意するにあたり、サーバーやドメインについての基礎知識も必要ですね。

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ウェブサイトの制作工程 – [6] サーバーアップ

サーバーアップ

サイトができたら、サーバーにアップします。

正式にサーバーやドメインを契約し、作成したサイトをネット上にあげる作業となります。

あわせて、納品後にクライアントがサイトへの流入数などの分析ができるように各種ツールを導入する作業も必要です。

クライアントが「何をしたいのか?」に沿って、必要な解析ツールを入れられるようにしましょう。

サーバーにあげたら、私はそのまま一般公開するまえに閲覧制限をかけて、クライアントに最終確認を取るようにしています。

藤ミヤチ藤ミヤチ
手間かもしれないけど、こまめにクライアントに確認を取ることが信頼につながるよ

必要なスキル

サーバー、ドメイン、SSLなどのセキュリティや、SEO対策、分析ツールについての知識が必要です。

ウェブサイトの制作工程 – [7] フォロー

フォロー

サイトを納品したあと(公開したあと)に、クライアントのフォローをしていきましょう。

  • クライアントがちゃんとWordPressで記事などの更新をしていけているか
  • サイトに何らかのエラーが発生していないか

などをしっかり確認しましょう。

困っている受講生
このサイト、結局どうしたらいいんだっけ…

とクライアントが困ることのないよう、サポートしていくことが重要です。

場合によっては、保守・運営費用をいただいて毎月のサポートを行う契約を結ぶこともあります。

納品後のサポートやメンテナンスに関しては、どういうルールで対応していくのか最初に決めておくとトラブルにならないのでオススメ。

笑顏の藤ミヤチ藤ミヤチ
保守契約がきちんと結べると、固定収入になるので頑張ろう!

必要なスキル

サーバー、ドメイン、セキュリティについての知識が必要です。

また突発的なエラーが発生したときに原因を見つけて対処できるように、サイト制作全般のスキルがあると◎。

ウェブサイトを受注〜納品して稼ぐためには、複数のスキルが必要

一口に「ウェブサイトを作る」といっても、完成(納品)までにはさまざまなスキルが必要です。

  • 相手の要望を聞き出すヒアリングスキル
  • 必要な機能などを洗い出して取捨選択する要件定義のスキル
  • 各工程に必要な時間を把握して見積もりを出すスキル
  • HTML, CSS, JavaScript/jQueryを使ってコーディングするスキル
  • PHPを使いながらWordPressのテーマを作成するスキル
  • SEOに関する知識
  • サーバーやドメインについての知識

このほか、クライアントの要望によってはAPIやデータベースについての知識が必要な場合もあるかもしれません。

全体の流れ

基本的には7つの工程を経てウェブサイトが作られるので、自分のペースに合わせてスキルを習得していってくださいね。

藤ミヤチ藤ミヤチ
スキルアップして携われる工程を増やすことで収入をあげることができるよ
スキルアップしたいサイト制作者
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